ビジネスでは上司、スポーツ界では監督やコーチが見つけていただきたいスキルがリーダシップです。

リーダーシップのアプローチには様々な方法があるのでしょうが、結局はその組織の力量を最大限発揮させることが主たる目的です。

その目的達成のために、リーダーはメンバーを統率していくことに他なりません。

つまり、部下やチームメンバーをグッと導くために必要かことがリーダーシップスキルです。

その具体的な項目を列記します。

1. 方向性を明確にすること

リーダーたるもの、方向性を明確にして、正確に伝えることが重要です。

方向性とは大きく分類して、ビジョン・目標・戦略の3本柱で構成されています。

今回の管理者(リーダー)をどのレベルに置くかですが、その役職レベルと方向性について整理します。

取締役員クラス・・・ビジョンの設定~長期事業目標(計画)概ね10年間

部長クラス・・・・・長期計画に基づく中期計画(目標)概ね5年、3年程度

課長クラス・・・・・中期計画に基づく年度目標、次年度

これらの目標が設定されたら、その目標に到達するための戦略・戦術を示すことです。

この方向性が見えていることで、メンバーとしてもそこに目標達成のためのエネルギーを集中させることができ、モチベーションを維持することができます。

逆に、これらの方向性が見えないと組織内に疲労感・疲弊感・閉塞感がもたらされ目標達成どころではなく、不信感でバラバラの組織になります。

 

2. 身の丈に合った納得目標を設定する

身の丈に合った目標とは、少し背伸びをすればギリギリ届く納得目標とすることです。

「極めて現実的な100%の目標に据えてしまうと、そのイメージした目標が最大限度になってしまう」という恐ろしさがあります。

「逆に明らかに届かない強制目標を設定されると、最初からやる気を無くする」というモチベーションの低下を招きます。

「納得目標」の納得とは対話やコミュニケーションから作られ、本サイトでも取り上げた「コーチング」により、部下と上司が対話を通じて納得目標を定め、そこにたどり着くためのサポートを上司がコミュニケーションを通じて行うということです。

納得目標の反対を強制目標としていますが、強制目標を採用した場合はモチベーションが上がらず、納得目標と比較すると3分の1程度まで減少するというデータもあります。

すなわち、納得ということを考えた場合、目標を作るときにはメンバーにも参加させ、きっちりとしたコミュニケーションや対話によって合意形成を図り、目標を作るという心がけが必要になってきます。

 

3. 適切な権限委譲を!
最近管理職に登用された、できる管理職は何でもかんでも自分でやろうとする、陥りやすい傾向があります。

それは、つい最近まで自分がメインプレヤーとして評価を得て管理職に登用されたわけですから、当然と言えます。

自分がやった方が速い、効率的だと思うところがあるかもしれませんが、それでは組織の全体力は高まらないし、メンバーや部下も育ちません。

メンバーには、どんどんやらせてみせ、メンバーの成長を促し、結果として、たとえ失敗してもその失敗から何かを学び取り、組織全体の力を高めていけばよいわけです。

権限委譲も、やみくもにやらせればいいというわけではなく、要所要所でチェックやレビューをしながら軌道修正をしていく、コミュニケーションがしっかりしている関係こそ、望ましいリーダーとメンバーの姿でしょう。

 

4. 褒めると叱るの割を8対2の割合

メンバーのやる気を高めるためにも、まずは否定するよりも肯定することが大切です。

その割合としては、だいたい8回褒めて2回叱るイメージです。

割合としては少ないですが、「叱る」ことも非常に重要です。今の時代、叱れない上司が増えているといいます。

5. 公正な評価と適正な処遇を!
公正な評価と適正な処遇ですが、評価は平等ではなく、公正にしなければなりません。

よい仕事をした人とそれなりの仕事しかしていない人とでは、当たり前ですが評価は違ってきます。

あくまでも誰もが納得するような公正な評価と適正な処遇をしなければなりません。

 

以上、リーダーがメンバーを導いていくスキルを紹介しましたが、どれも当たり前の様ですが、中々現場では実行できていないのが現状ではないでしょうか。

部下のやる気を上げて、部門の成果が上がれな、当然、管理職であるあなたの評価が上がるのです。

ここに記載されたスキルは当たり前で正しい、がしかし・・・・とできない理由を上げる人も良く見受けます。

リーダーたる者、6番目のスキルは素直さも大事ですよ!